初回、第2回とさまざまな仕事を紹介してきた『こんな仕事があったんだ』。
今回は3回目を迎え、より仕事人の凄さを見せるため、番組から無茶な注文をしてみた。難解な要求に戸惑いながらも、自分の技術を武器に答えを導き出そうとするその様は、見ている方も目を離せなくなってしまう。
番組の司会はもちろん、福岡を代表する漫才コンビ博多華丸・大吉のお二人。
百戦練磨の仕事人たちが、実現不可能とも思える、ドリームプロジェクトに挑戦する。
映画やドラマ、その裏側にいる仕事人が、フォーリーアーティスト。身近なモノを使って、そのシーンにあった効果音を作り出す。今回登場した染谷さんと滝野さんは、映画「デスノート」など多くのヒット作、最近では、4月公開のとんねるずの木梨憲武、佐藤健主演の「いぬやしき」にも関わってきた。また映画以外にもあの名作ゲーム「ファイナルファンタジー」の音づくりも参加された仕事人だ。
その仕事人と、実際にスタジオで音作りを体験、実演の難しさや、発想に驚かされる。そして、仕事人が依頼されたドリームプロジェクトは、パラパラ漫画に100円ショップにあるものだけで音を付けるというチャレンジ。アイデアでいろいろな音を作る仕事人が、100円ショップの限られたモノだけで一体どんな効果音を作り出すのか…、目、いや耳が離せない!
日本で定番と言われるお菓子には、それぞれアイデアや、こだわりの技術が詰め込まれている。味はもちろん、愛され続ける理由がある。そんな大好きなお菓子を、好きなだけ食べてみたいというのは、誰でも一度は思った事があるはず。そんな夢をドリームプロジェクトとして依頼してみた。
協力して頂いたのは、亀田製菓の田中さんと保苅さん。あの亀田を代表するお菓子、「ハッピーターン」を巨大化してほしいとお願いしたら、彼らの仕事人魂に火をつけてしまった!しかも、ただ巨大化するのではなく、仕事人たちはどんどんこだわりをみせはじめ、いつしか“ハッピーターンの巨大化”は、全社を巻き込んでの大騒動に!果たして、“超巨大ハッピーターン”はできあがるのか!?
海や川の生物を展示する水族館は、集客のために、珍しい魚や生き物を集めなければならない。そんな世界中の水族館や、研究機関に魚を届けてきた、海の手配師石垣さんが仕事人として挑む。
今回のドリームプロジェクトは、世界中の海の手配師たちも、いまだにチャレンジをしたことがない未開の海といわれるマリアナ海溝に一番近い島“グアム”で、深海魚を生きたまま、日本の水族館に運ぶこと。クセのあるチームを率いて、いきなりのトラブルに見舞われることも…、はたして成功できるのか?
今回で3回目となる「こんな仕事があったんだ」。今回のテーマはズバリ!「未知なる挑戦」です。前回、前々回と同様、日本の素晴らしい仕事人を紹介するのはもちろん、今回はそんな仕事人の皆さんに、これまで挑戦したことがない未知なる世界に飛び込んでもらいます。そして、そんな世界を一緒に観て頂くのは、視聴者の皆さんです。最後まで観ないと結末が分からないドキドキ、ワクワク全開の内容となっています。是非ご覧下さい!
番組の第一弾とか第二弾の時は、スタッフも気を遣いながら、いろんな仕事人にロケさせてもらったりとか、インタビューさせて貰ったりとか。今回もう三回目で慣れてきてしまったのか、取材させて頂いた上に何かさせたりとか、『これお願いします』とか、ある意味傲慢になって来てるみたいで(笑)。それが故に、良いもんが撮れたんじゃないかと思います。
福岡の放送局が制作しているものなんで、一回目二回目はちょっと“東京に飲まれている感”みたいなものがあった。少し東京を意識しすぎたな、っていうのがあったんですけど、いい意味でそういうのが取れて、今までで一番良かったと思います。すごく楽しかったです。